【河口湖にシジミを復活させませんか?~河口湖底のヘドロ浚渫への挑戦】
かつて河口湖は清水が湧き出て、透明な湖水の中を小魚がたくさん泳ぎ回っていました。湖からとれるシジミは町の皆さまの朝の食卓を飾っていました…
ところが、その後の高度成長期、生活排水の流入などにより、湖底にはヘドロが蓄積し、いつしかシジミは姿を消してしまったようです。
こんな話を伺い、何とか昔のきれいな河口湖を復活できないだろうか、子どもが湖に足を入れシジミ狩りを安全に楽しめるような河口湖を復活できないだろうか、という思いを抱きました。
実現のハードルは、幾重にも立ちはだかります。まずは、国立公園である河口湖のヘドロ浚渫などを行う大前提として、環境保護との関係で調整が必要です。
これまで、環境省のスタンスは、ヘドロの上に蓄積した土壌に生息する植物の保護などのため、極めて厳しいものでした。
とはいえ、この植物の保護は、現状固定以外の方法でも実現することは可能なはずです。
このため、環境省の伊藤副大臣とも散々話し合いをしたところ、何とか御理解を頂き、「環境省としては、ヘドロ浚渫を頭からダメだということはしない。植物を一時別の場所に避難させ、浚渫後に植え替えることも検討したい」旨の「正式回答」を得ることができました。
これでようやく議論のスタート台に乗っかった訳ですが、まだまだ資金面の問題等々、課題は山積みです。これから、町の皆さまともしっかりと相談して、一歩でも進めていきたいと思います。
河口湖を訪れた観光客が、朝、自分でとってきたシジミを旅館で朝食に出せるようになったら、素敵ですよね!
From 衆議院議員 長崎幸太郎 Facebookより